スウェーデンのブンネメソッド

第１章　ブンネ・メソッドとは

第２章　スウェーデンの認知症ケアと緩和ケア

第３章　ブンネ・メソッドを取りいれている施設

認知症ケアの新しい方法として注目を集めるブンネメソッド。スウェーデン発祥の音楽ケアです。楽器演奏は、脳のネットワークをより活性化につながるとも言われています。

スウェーデンのステン・ブンネ氏が開発したブンネ楽器は、音楽経験の有無に関わらず、誰でもすぐに演奏ができます。参加者の意欲を向上させ、喜びと達成感を与えることができる音楽ケアです。

ステン・ブンネ

ブンネ楽器の開発者。スウェーデン人。スウェーデンの音楽療法の分野における第一人者。1990年代には、ダーラナ大学で2年間の音楽療法基礎教育プログラムを構築し、そのリーダーを務めた。ヨーテボリ大学、ヴェクショー大学、エーレブロ大学、ダーラナ大学の講師などを歴任し、音楽教育者、研究者として活躍中 グスタフ・ストランデル スウェーデン人。ストックホルム大学卒業。高齢者福祉をテーマに日本とスウェーデンで調査・研究を行う。2003~08年スウェーデン福祉研究所所長。09年より有料老人ホームやデイサービスを提供する株式会社舞浜倶楽部総支配人、12年より同代表取締役社長。同施設では、日本とスウェーデンそれぞれの良さを取り入れながら先進的なケアを目指している。社団法人老人病研究会理事、日本スウェーデン協会理事。